どうも、ラクして稼ぎたいFXトレーダーです!
ラクして稼ぎたいってのは紛れもない僕の本心だけど、すぐに飛びつくのは危険ってちゃんと知ってるのよ?
でも胡散臭い「うまい話」って結構あちこちに転がってるんだよね~・・・。
そこで今回は投資詐欺に遭わないための業者の見分け方について語ってみた!

うまい話には裏がある!

株でも投資信託でもFXでも投資はみんな「一寸先は闇」なんですよ。
利益を確約できる類のものじゃないんです。
これって投資にかかわる人にとっては常識だと思ってたんですけど・・・。

・「出資するだけで」毎月4%の配当

こんな謳い文句で投資詐欺を働いた会社社長などが逮捕されましたね~。
これ、仮に勧誘を受けたとして信じます?
僕は信じません(笑)
だってそんなうまい話あるわけないですもん~。
でも信じちゃった人たちがいたから事件になったわけで。
っていうのも、被害に遭った多くは20代から30代の若者だそうなんですよ。
おそらく投資になじみのない人ばかりを狙ったんじゃないのかなって。
最初から騙す目的で近づいたんでしょうね。
資金が用意できない人には借金までさせてたって話ですから被害者たちがかわいそうすぎる。

・わかっているだけでも約200億円の被害

この詐欺組織、わかっているだけでも約200億円を集めてたらしいんですよ。
被害者は全国に3,000人もいるんだとか・・・。
結構大っぴらにやってたみたいですな~。
その手口って言うのもまた「騙す感」満々なんですよ。
結婚式場や遊園地、クルーズ船なんかを貸し切った豪華パーティーをエサに被害者を丸め込んでたみたいですね。
おもてなし会なんて名目で毎月開催してたっていうんですからご苦労なことです。
これは投資初心者なら騙されちゃうかも。
集めたお金は犯人たちの遊興費に使われたそうです。

・騙した相手も手駒に

この詐欺会社、設立は2016年だそうで、単純計算するとたった6年で200億円ものお金を集めたことになります。
その手口は騙した客に新たな客の勧誘をさせる、いわゆるネズミ講。
客が若者中心なこともあってSNSやイベントで拡散させてたみたいですな~。
契約書もデタラメで、客とのやり取りは自動消去機能搭載のメッセンジャーアプリなんかを使ってたそうですよ。
救いようがないなぁ~・・・。

国内投資業者はみんな金融庁から許認可を受けている!

こんなことをする輩がいるから投資に否定的な風潮になっちゃうんですよ。
これって完全な風評被害ですからね?
キチンとした会社ならなんの怪しさもありませんから!
でもじゃあどうやって「キチンと」してるかどうかを見分けられるの?って思うよね。
ちゃんと見分ける方法があるんです!
それが金融庁からの許認可ですよ~!

・金融商品取引法という法律の存在

従来の証券取引法が一部改正されて成立したのが「金融商品取引法」です。
有価証券の発行・売買といった金融取引を公正に行うためと、投資家の保護なんかを目的に制定されました。
インサイダー取引NO!っていうのもこの法律からきてるよ!
じゃあFXってどこに該当するの?って話だけど、金融商品取引法の「デリバティブ取引」になります。
だからFXもこの法律が適用されるってわけ。

・デリバティブ取引ってなに?

聞き慣れない言葉出てきたよね~(笑)
でも大丈夫、内容を聞けば「あぁ~あれね!」ってなるから。
金融派生商品とも呼ばれるデリバティブ取引とは、

◎先物取引
◎オプション取引
◎スワップ取引

これらの総称です。
FXでレバレッジをかけたトレードができるのもデリバティブ取引に分類されてるからなんですよ~。

・金融商品取引法上の取引は許認可制

国内で投資業をやろうと思ったら、金融庁から許認可をもらう必要があります。
これも金融商品取引法で決まっているルール!
だから国内投資業者はみんな金融商品取引業の登録があることになるわけ。
「この投資業者の話に興味があるけど怪しい・・・?」って時は登録業者かどうか調べると安心ですよ~。
ちなみに無許可営業してると警告を受けて金融庁のサイトで公表されます。
被害を食い止めるためにも必要な処置ですな。
でも「まだ」警告を受けてないだけで無許可営業してる輩もいるので、やっぱり一度登録があるかどうかを調べるのが確実ですね。
これはFXも一緒。

お金

無許可営業するとどんな罰則があるの?

法律を破ると罰則がありますよね。
金融商品取引法の場合はどんな感じなんでしょう?
ちょっと調べてみたら「金融商品取引法第197条の2」に記載がありましたよ!
5年以下の懲役若しくは500万円以下の罰金または併科、だそうです。
これだけ見るとそんなに重くないような・・・?なんて思った君、甘い、甘いよ~!
無許可営業は即「反社会的勢力」として各リストに登録されちゃうんですよ。
つまり、暴力団と同じ扱い。
そうなるとどうなるかというと、

◎法人口座の強制閉鎖
◎代表者の個人口座開設不可
◎各種ローン新規借り入れ不可
◎クレカ・賃貸審査拒否

こういった諸々の制約を受けることになって、社会から締め出し食らうんですよ。
反省して真面目に働こうなんて思ってもこれじゃあムリだよね。
金融庁の公式サイトで公開されてるから、いくら隠しててもちょっと調べればすぐにバレちゃうし。
しかもね、それだけじゃないの。
民事訴訟ってのがあってだね。
負けた場合は賠償金の支払いものしかかってくるんですよ。
まともに生活できない状態でこれはキツい。
でもだからといって逃げたりしたらもう二度と金融や経済の世界には戻れないでしょうな。
そう、無許可営業のなにがヤバいって、実際の罰則はもとより社会的制裁が半端ないってところなんですよ。
でも仕方ないですよね、人を騙してお金を巻き上げたんですから。
騙された人は金銭的にも精神的にもとっても苦しんだわけですよ。
被害者にしてみたら「いいぞもっとやれッ!!!」ってな感じですよきっと。

国内FX業者はこんな登録をしている!

金融庁に登録してる、許認可を受けているなんて言われても「ほ~ん・・・?」って感じじゃない?
僕はそうでした(笑)
でもそれだとウソを言われても気づけないかもしれないじゃない!?
そんな事態を回避すべく、国内FX業者がどんな登録をしてるのか知っておこうか!

・第一種金融商品取引業

まずはこれ。
FX業者は必ず登録してます。
これは何かというと、

◎有価証券の売買と勧誘または引き受けを事業とする業者
◎顧客から預かった有価証券や資金を管理する事業を行う業者

こんな感じです。
証券会社やFX業者がこれに該当しますね~。

・第二種金融商品取引業

次がこれ。
これは登録の有無が分かれます。
それというのも、

◎流動性の低い有価証券の販売を事業とする業者
◎通貨関連市場デリバティブ取引などを行う業者

に限られるからですな。
顧客から委託を受けてFXトレードを行うタイプなら必要になるって感じです。
ちなみに第二種を登録してるのは不動産業者なんかが多いですよ~。

勤務先によってはFX口座開設を断られることがある!

「怪しい業者の見分け方もバッチリだし、僕もFX始めるぞ~!」って思った君、ちょっと待って!
FXは金融商品取引法の範疇なんですよ。
ってことは、勤務先や業務内容によってはインサイダー取引なんかの危険があるわけ。
銀行や証券会社、保険会社なんかはもろに金融商品取引業者になるからNG!
それ以外にも、業務的に引っかかる仕事をしてる人はNGになっちゃうんですよ~。
黙って口座開設手続きをしても通らないので注意してね!
もうすでにFXを始めてる人でも、異動や配置換えでそんな感じの業務をすることになったら自己申告しましょう!
隠してると碌なことにならないよ?

 

今回は投資詐欺に遭わないための、業者の見分け方について語ってみたよ~。
まぁ細かくチェックしていけば必ずボロは出ます。
すぐに飛びつかないで少し時間を空けて検討することをおすすめします。
仮に決定打がなくても「ちょっと不安だな・・・」と思ったら手を引くのが吉!
きっと君の第六感が警告してくれてるんだと思うから!