どうも、ラクして稼ぎたいFXトレーダーです!
「自分ってベテランFXトレーダーだな」と感じた瞬間にはどんなものがあるでしょう?
僕はいろいろありますが、ローソク足を一本ずつ分析できるようになった時ですかね~。
特に十字線なんて特別感があるうえに狙いやすいので大好きです。
そろそろ初心者から中級者へランクアップしたいと思っているアナタに向けて、十字線の重要性を語っちゃいますよ!
FXの基礎知識「十字線」とは
FXにおける十字線とは、ローソク足の一種です。
始値と終値がほぼ同じため、実態が薄く、高値の上ヒゲと安値の下ヒゲが伸びた状態になると文字通り「十字」になることからそう呼ばれます。
十字線自体は特段珍しいものではありませんが、僕のようにラクして稼ぎたいトレーダーには十字線もお金に見えてしまうんですけど(笑)、注目していないFXトレーダーも多いように思いますね。
まぁ、チャートのすべてに注目していたらキリがないですが、全体を見つつもローソク足一本一本までチェックできてこそ、ベテラントレーダーってなもんです。
ローソク足をおさらい
十字線の説明に入る前に、まずはローソク足がどんなものなのかザックリおさらいしておきましょう。
ローソク足は大きく2種類に分けられます。
◎陽線:上昇した様子を表す
◎陰線:下降した様子を表す
そこからさらに状態ごとに4つに分けられます。
まずは陽線から見ていきましょう。
◎小陽線:小さく上昇した様子を表す
◎大陽線:大きく上昇した様子を表す
◎上影陽線:一度上昇後に下降し、始値より高値で終わった様子を表す
◎下影陽線:一度下降後に上昇し、始値より高値で終わった様子を表す
次に陰線です。
こちらも陽線と同様に4種類あります。
◎小陰線:小さく下降した様子を表す
◎大陰線:大きく下降した様子を表す
◎下影陰線:一度上昇後に下降し、始値より安値で終わった様子を表す
◎下影陰線:一度下降後に上昇し、始値より安値で終わった様子を表す
そしてこれらのどれにも属さないのが十字線です。
値が上下したにもかかわらず、最終的に始値とほぼ同じ値で終わった状態が十字線です。
特殊なので他の8つに比べると出現率は低めですね。
十字線はトレンドの転換ポイントになりがち
全体の波形しか見えていないうちは、FX初心者と言われても仕方がないかな、なんてね。
僕がこんなことを言っちゃうのには理由があります。
十字線が現れた時って、売りと買いとが拮抗している状態なわけで、それが上昇でも下降でもトレンド転換の起点になることが多いんですよ。
いわゆる「レンジからのトレンド」ってやつですね。
ローソク足にだって流れがある
一般的に相場の予測がつきにくいと言われるFXですけど、それは全体の流れしか見えていないからです。
あと初心者がやってしまいがちなのが「直近のローソク足だけを見てしまう」というもの。
ローソク足にも当然流れがあることに気付かずに、それに反するようなエントリーをしてしまうからやらかすんですよね~。
もちろん、僕もしっかり経験済みです(笑)
FXで十字線を重要視する理由とは
利益につなげられるエントリーをするには、ローソク足を一本ずつ見ておく必要があります。
全体の流れとローソク足の流れを同時に見ていくことで、読みづらいとされる相場の動きが予測できちゃうんですよ。
そこで重要になってくるのが十字線ってわけです。
僕なりに考える、いかに十字線が大切なのかという理由をいくつか挙げてみました。
「レンジからのトレンド」が起こりやすい
チャートに十字線が現れる時というのは、言い換えればトレーダーたちが迷っている時です。
どっちに行くのか迷うから結果的に始値と終値に変化が出ないってわけ。
典型的なレンジ相場なんだけど、レンジってやつはそのままじっとしていてくれなくて、絶対どっちかに行くんですよ。
特に連続して十字線が出た時は、ブレイク必須です。
そして、それには法則性なんてあるようでないから、
◎上昇して連続十字線、からの再上昇
◎下降して連続十字線、からの再下降
なんてことも普通に起っちゃいます。
「マジかー!」ってなるかもしれないけど、均衡が崩れた時こそ抜け目なくエントリー&損切りに行くのがベテランFXトレーダーってやつですよ。
重要な場面で出てくることが多い
十字線が一つしかなければ「みんな迷ってるんだな~」程度の認識でOKですけど、連続して現れた時は「ブレイクくるかも」と構えておく必要があります。
なぜなら十字線は高値の目途を示すレジスタンスライン(上値拮抗線)や、下値を支えるサポートライン(下値支持線)の近くに出現することが多いんです。
これって、トレーダーたちがそのラインを意識して迷ってるっていう風に受け取れますよね。
そこから一気に流れが変わるってことも珍しくないので、十字線が現れたら心の準備が必要です。
FXでは瞬時の判断が利益に大きく影響してくるので、心構えがあるかどうかだけでもかなり違います。
でもこれって、なにもFXに限ったことじゃないですよね?
会社勤めのサラリーマンだって、子育て中のママだって「今起きた事象によって今後起こりうること」の一つや二つ、日常的に想定しながら対処しているはず。
僕もありましたよ。
「上司の機嫌が悪くなると言われがちな小言」とか「定時30分前の来客で起こりがちなトラブル」とかね(笑)
十字線の見極めポイントとは
十字線が現れたらブレイクがくるかもなんて言いましたけど、もちろん絶対ではありません。
相場ってやつは、普通に予測の裏を付いてくることがあるのでね。
そこがFXの醍醐味というか、奥深さというか面白いところですよ。
おかげで何度も苦汁を飲まされているわけですが・・・。
じゃあブレイクにつながりそうな十字線はどうやって見極めればいいのかって話ですが、ポイントは流れにあります。
重要な場面であるレジスタンスラインやサポートラインの近くに出現した時はもちろん、上昇下降の休憩地点なんかで十字線が連続出現した時なども要注意ですね。
十字線の出現によって今後の流れが大きく変わる可能性があります。
一方で、レンジの中に現れた場合は、そこまで注視しなくても大丈夫かなと思いますよ。
どちらにしても、全体の波形とローソク足の両方について流れを見る癖をつけないといけないってわけです。
狙いやすい十字線ってどんなやつ?
トレンドの転換点となることの多い十字線ですが、トレード手法としての狙いやすさについて気になる人も多いんじゃないでしょうか?
むしろそれを知りたいって読者のために、僕が取っておきの手法をご紹介しちゃいますよ!
同じ十字線でも当然、狙いやすいものとそうでないものがあります。
狙いやすさでいったら、上昇傾向にある時がいいでしょう。
十字線とはトレーダーたちが迷っている時に現れるものですが、迷っていても上昇したい・下降したいといった意志は働くものなんです。
安値を切り上げつつ、何本か細かくローソク足を出し始めたらロックオンですよ。
そのあと大陽線でブレイクしたところでエントリーしましょう。
この時、下降するパターンも当然あります。
でも大体はどこかで押し目が入って上昇することが多いので、予測を立てつつも直近高値を上回ったら買う、直近安値を下回ったら売るという大原則を忘れないことが重要ですね。
FXトレードを始めたばかりのころは、チャートを追いかけることで精一杯なので、ローソク足一本一本までチェックすることは難しいです。
でもそろそろ初心者マークを外したいと思うなら、ローソク足のチェックは欠かせないでしょう。
十字線は出現率が低めですけど、見分けやすいのでおすすめですよ!