どうも、ラクして稼ぎたいFXトレーダーです!
FXトレードを始めようと思った時にまずぶち当たることといえば、チャートの見方じゃないでしょうか?
「トレンドの終わりってどこ?」「エントリーのタイミングがわからない」・・・トレーダーの誰しもが通る道ですよね。
でも実は、チャートを見るだけでそれらのタイミングがわかる方法があります。
それが「123の法則」です。
どんなものなのか、僕なりに解説してみましたよ!
「123の法則」って何?
FXをするなら知っておきたいものの一つに「123の法則」というものがあります。
FXトレードの何が難しいって、エントリーのタイミングだと思うんですよね。
判断基準がないから迷う
「今かな?いや、まだかな?」なんてモタモタしているうちにタイミングを逃す、なんて経験ある人も結構多いんじゃないですかね。
かく言う僕も、何度もやらかしています(笑)
この時の心情としては、「もう少し待てばもっと稼げるかも!」「いや、今が引き時なんじゃないか?」という2つの感情がせめぎ合っている状態でしょうかね?
そして、どちらの判断をしても若干の達成感と後悔が残るという厄介なものです。
なんでそんなことになるかというと、確信をもって判断できていないから。
確固たる信念のもとに下した判断じゃないから、自信が持てずにあれこれ考えちゃうんですよ。
でもこれって仕方のないことだと思います。
正解がわからないまま進むのなんて、誰だって怖いし不安ですもん。
でもこの「123の法則」さえ知っておけばそんな不安もグッと減らせるはず。
条件がそろった時にのみに適用できる法則
123の法則はいくつかの条件を満たさないと発生しないチャートパターンで、わかりやすいうえに勝率も高いので、使うかどうかにかかわらずとりあえず覚えておいて損はないでしょう。
この法則の基本は、トレンドラインに水平線を引き、トレンド終了を見極めるものです。
トレンドラインを割り込みながら、直近の高値を超えられない高値がついているうえに直近の安値を割っている場合は、売りエントリーのタイミングです。
逆に、トレンドラインを上抜けし、少し降下した後に反発しながら直近の高値を上に抜けている場合は、買いエントリーのタイミングと言えるでしょう。
どちらのパターンでも、すべての条件がそろった時にのみ動くというのが鉄則です。
あいまいな判定や見切り発車では、この法則の効果は得られませんよ!
「123の法則」を使うメリットは?
123の法則が便利だっていうのは何となくわかってもらえたと思うんですけど、ここからは活用した場合のメリットについてざっくりと解説していきます。
FXトレーダーって自分なりのルールやポリシーを持っている人が大半なので、キッチリした説明や解説がないと参考程度にしか受け取ってくれないケースが多いです。
本人がそれでいいならいいんですけど、やっぱりちょっと悔しいので、僕なりに123の法則を使うメリットを述べていこうと思いますね。
とにかく勝率がいい
123の法則は、波形を使ったトレードです。
波形とはトレーダーの心理を表していて、トレンドラインと直近の安値を下回ったと判断すると一気に売りが入ります。
新規の売りが多くなると当然下降していくわけで、123の法則はこのようなトレーダーの心理を上手く活用した手法と言えますね。
FXに慣れないうちはどうしても自分のことで頭がいっぱいになりがちですが、どんな状況でも周りのことを冷静に観察できるようにならなければ、トレーダーとしてやっていけません。
こういった法則を上手く活用して売りを待っているトレーダー、買いを待っているトレーダーの心理状況も考えながらトレードができるようになると勝率が上がってきますよ。
とにかくリスクが低い
FXで難しいのが、トレンド終了の見極めです。
これは僕も幾度となく失敗してきました。
「今だ!」って思っても、無常にトレンド継続してしまったり、「もっといくかな?」って思ってもそんなことなかったり・・・。
そうなると、損失はかなり大きくなってしまいます。
でも123の法則なら確実なトレンド終了を待つので、低リスクなんです。
FXをやっていると、ついついトレンドの頂点を狙ってしまいがちですが、継続して安定した利益を上げたいと思ったら、リスクの低い方法を取った方が確実です。
ただしFXに“絶対”はないので、ある程度のストップロスは覚悟しておく必要がありますが。
とにかく狙いやすい
トレードに関するテクニックは色々あり、トレーダーは自分の好みや相性を見ながら使い分けています。
でも当然、上級者向けだったり初心者には判断が難しかったりするものもあるので、どれが自分に合うのか見極めるには、やっぱり一度試してみるしかありませんね。
僕なんかは明らかに上級者向けのテクニックに手を出して、かなりの損失を出しちゃったこともあります。
あの時は本当に、自分の性格が嫌になりましたね(笑)
そういった失敗を糧にして、トレーダーたちは成長していくんですよ。
でも、この123の法則はパターンが明確です。
売りと買いの2パターンを知っておくだけでも確実に狙えるので、覚えておいて損はないでしょう。
「123の法則」でどう攻略する?
123の法則を覚えたら、さっそく実践です。
何事も試してみないことには身に付きませんからね!
買いエントリーポイント
下降トレンドの終わりが見えたら123の法則が発動します。
発動後、直近の高値を上抜けした時が買いのタイミングですね。
売りエントリーポイント
上昇トレンドが終わりを見せ、123の法則が発動したら、明らかな下抜けを起こしたタイミングで売りエントリーです。
押し目や戻し目がない時はどうする?
トレンドラインをブレイク(上抜け・下抜け)せずに押し目や戻し目ができない時は123の法則は発動しません。
いつまでも平行移動している時って、トレーダーたちが迷っている時なんです。
こういう時って、ちょっとしたことで相場の動きが大きく変化することもあるので、無理に狙わない方が賢明ですね。
ヒゲがやたらと付いている時はどうする?
ローソク足の上下に付いている細い線のことをヒゲと呼びます。
このヒゲは、始値と終値や、高値と安値の差が大きい時または小さい時に現れます。
長さに違いはあれ、差が出るということはすなわちトレーダーたちが迷っているということです。
トレンドラインをまたぐ格好でヒゲがやたらと付いている時は、やっぱり狙わない方がいいでしょう。
123の法則、その極意とは
FXに限らず、日常のあらゆる場面で「まだイケるんじゃないか」「逆に今がチャンスなんじゃないか」と思っちゃうことってあると思うんです。
確かにもう一歩踏み込むことで周りと差をつけられる場合もありますが、後悔することの方が多い気がします。
日常生活であれば「やっちゃったな」「欲をかいたな」で済みますけど、FXの場合は大きな損失につながるので、文字通り死活問題になりますよ。
123の法則は、引き際を客観的に教えてくれるものなので、僕のようについ欲張ってしまうトレーダーは覚えておいて損はないと思います。
今回は123の法則についてざっくりと解説しました。
発生頻度はそんなに多くないものの、勝率が高くリスクは低いので狙いやすいという、トレーダーにとってメリットしかないチャートパターンです。
見慣れないうちは見逃しやすいので、まずは自分のチャートにあるかどうか、探してみることから始めるといいですよ。