どうも、ラクして稼ぎたいFXトレーダーです!
FX界では当たり前になってる「各種手数料無料」の文字。
でもこれ額面通りに受け取っちゃダメって知ってた?
今回はFX業者がいう手数料とは何なのか、スプレッドの存在理由とは・・・などなどアツく語っちゃうよ~!

世の中「無料(ただ)」より高いものはないってこと

僕のモットーは「ラクして稼ぎたい」なんだけど、だからって誰かを騙したり陥れたりしようとは思ってなくて(当然だろ!)。
でもFXみたいな投資ってネズミ講やマルチ商法みたいな詐欺に利用されやすいんだよね。
僕の知り合いに大学生になる子どもがいるんだけど、危うく詐欺に遭いかけたらしくて。
学生って自由なようでサークルやゼミでの先輩後輩関係厳しかったりするし、円滑な学生生活のために友達関係続けないといけなかったりして、結構がんじがらめなんだよね。
だから誘われると断れなくてセミナーとかにも行っちゃう。
気が付くと謎の入会金とか会費とか支払わされて借金抱えて、みたいな。
話だけ聞くと「そんなバカな展開はないだろw」って思うかもしれないけど、ヤツらは実に巧妙なんですよ。
最初は楽しい飲み会とかおしゃれカフェでランチとか、そんなところから始まって、気前よく奢ってもらえるわけ。
しかも高価なプレゼントもらったりね。
高級外車でドライブデートなんかもするのかな?
金回りの良さを見せつけておいて、そこから取り込みにかかるわけですよ。

「こんな生活してみたくない?」
「実はいいビジネスがあってね」
「特別に君だけに教えてあげる」

断ろうにも散々奢ってもらった後だからね、そこを追求されるとムリだよね。
アッサリと子ネズミの誕生ですよ。
よく知りもしない人が奢ってくれるなんて普通あり得ないですから。
ラッキー!なんて思ってると、取り返しのつかないことになるよ!
世の中ただより高いものなんてないってこと。
無料の文字に釣られてノコノコ行くと身ぐるみ剥がされるってのは、夜のお店でもよく見られる光景だよね・・・。

FXの手数料って何を指してるの?

FXトレードをしているとよく目にするのが「手数料無料」ってやつ。
さすがにこれがネズミ講だとかマルチ商法だとかはないけど、気を付けた方がいいことには違いないわけ。
だってFXにはいろんな手数料があるからね。
FXトレードで必要になるものをピックアップしてみたよ。

◎口座開設手数料
◎口座維持手数料
◎入金手数料
◎出金手数料
◎両替手数料
◎取引手数料
◎ロスカット手数料
◎レバレッジ手数料

随分といっぱいあるでしょ?
一般的に言われる「手数料無料」の手数料ってのは、これらのことを指してます。
でもね、各種手数料が無料になったとしてもFXトレードにはコストがかかるんですよ。
それがスプレッドなんですね~。
スプレッドは手数料であって手数料でない、本当に厄介な存在。

スプレッドはなぜ存在する?

FXトレードをしたことのある人なら誰もが感じる疑問、それがスプレッドの存在理由です。
なぜスプレッドなんてものがあるのか?
その理由をトレーダー歴5年の僕がお教えしましょう(笑)

買いたい人と売りたい人の希望価格が違うから

家電屋に行って、値札の通りに支払う人ってあんまりいないよね?
アイテムを決めたら店員さんとの値段交渉が始まるのが普通。
熾烈な心理戦を勝ち抜いて値下げに成功した時の達成感たるやってなもんです。
家電と一緒で、通貨にだって値段交渉があるわけですよ。
買いたい人はより安く、売りたい人はより高く設定するもんだから、値段に幅が生まれちゃう。
この幅こそがスプレッドなんですね~。
ちなみに、固定スプレッドについてはFX業者が決めているよ!
幅が広い時に買うと多めのスプレッドを払わないとだし、狭ければ安く済むってこと。

FX業者はスプレッドが収入源だから

さっき説明した通り、国内FX業者の多くは手数料無料です。
ユーザー登録から入出金まで全部タダ!
じゃあどうやって利益を出してるのかって思うよね?
実はFX業者の主な収入源がスプレッドなんです。
ユーザーがトレードの度に支払うスプレッドによって、FX業者は収入を得ているんですね~。
だからスプレッドを無料にするFX業者など存在しないし、トレーダーにとっては手数料でなくコストという位置づけになるんですよ。

FX業者の選定にスプレッドは考慮すべき?

FX業者が自分の収入源を断つようなことは絶対にないわけだから、トレードをする限りスプレッドは発生します。
FXトレーダーにとってはコストですね。
だからFX業者選定のポイントにスプレッドの狭さを挙げる人が多いんだけど、これは僕も賛成です。
今は競争が激しくて、どの業者もスプレッドはお安め。
取引量の多い米ドル円だと0.2銭くらいが一般的。
安いところだと0.09銭とかもある。
0.09銭なんていったら1,000米ドル買ってもスプレッドは1円ってことだからね!

スプレッドが安くても油断禁物!

それって払う意味あるのかってくらいの少額設定だけど、そこには業者の思惑があるわけで。
スプレッドの安さに釣られてどんどんトレードしちゃうと、あっという間にコスト高ですよ。
1回の支払いは少額でも、スプレッドはトレードの度に必ず発生します。
それがチリツモで膨れ上がるわけですな。
そもそもスプレッドとはポジション保有したタイミングですぐ損益に反映されるけど、実際に口座引き落としになるのは決済注文を入れた時。
バンバン稼げてる時は気にならないかもしれないけど、損失が出てる時はどうよ?
泣きっ面にハチ状態じゃない?
スプレッドはコストだってことをよーく頭に入れておくことが大事!

スプレッドはコストでも経費扱いにはならない!

スプレッドがコストだっていうなら税務上は経費扱いになるんじゃないの?って思った君、甘い、甘いよ~!
我々FXトレーダーは毎年税務署へ確定申告を行うわけだけど、得た利益は雑所得で計上します。
そして利益を得るために使ったお金は、経費として申告できるんですね~。

まずは経費計上できるものを知ろう

一般的に経費計上して認められそうなものは次の通り。

◎自動売買ツールやインジケーターの購入費用
◎PCや周辺機器の購入費用
◎インターネット料金
◎VPSの利用料
◎書籍やセミナー参加費など、FXの勉強に関する費用
◎セミナーや勉強会の会場までの交通費
◎家賃や光熱費
◎プリンターのインク代や筆記用具の購入費用

結構あるでしょ?
でも経費申告って任意だし、認められるかどうかはその場になってみないとわからないケースが多い。
家賃や光熱費に至っては住居分と、FX分について客観的な説明ができるだけの根拠に基づいた割合算出が必要だし・・・。
そんなことに時間を割くくらいなら申告は見送るって人の方が多いね~。
PCやネット料金なんかもそう。
その点、VPSやセミナー参加費用なんかは申告しやすいかもね。
あとは口座開設や入出金の際に支払った手数料もOK!
まぁ、国内FX業者の多くは無料だからあんまり計上する機会はないと思うけど。

スプレッドは経費計上できる?

さて、ここからが問題。
結論から言うと、スプレッドは経費計上できません。
なぜならトレードによる損益の中に含まれているものだから。
よく「1~1,000通貨までならスプレッド○○銭、1,001通貨以上なら▲▲銭」なんて設定あるでしょ?
これってスプレッドがレートに反映されちゃってるんですよ。
もう損益の一部として組み込まれちゃってるから、経費って考えにはそぐわないんだよね・・・。
だから口座開設手数料のような、トレードとは直接かかわりのない費用に関してのみOKなんですよ。
う~ん、ややこしいね(笑)

 

FXトレードをするなら避けて通れないスプレッド問題。
なんだか難しそうだし、大した金額じゃないからいっか!ってなりがちだけど、知らないまま支払うなんてよろしくないわけ。
今は競争が激しいからどの業者も魅力的なプランを打ち出してるよ~。
ちょっとチェックしてみて!