どうも、ラクして稼ぎたいFXトレーダーです!
この間トレーダー仲間とFX談義をしていた時に、仲間の一人がチャートにラインを引いたんですよ、それはもう鮮やかな手つきでスッと。
この瞬間、僕の中でそいつに対する評価が爆上がり(笑)
だってスゴくない?
実は僕、ライン引き苦手なんですよ・・・。
そんなわけで今回は、ライン引きについて語っちゃうよ!

ライン引きはFXの基本

トレーダーの中には「ラインなんて意味ないよ」って意見もありますが、チャート分析をする時にラインを引いている人は多いです。
実際僕も、相場を見る時には一通り引きますね。
FXにおけるラインとは、意識している価格帯に線を引くって感じで、主に過去に反発しているところを目安にします。
分析でポイントになるのは、なんといっても相場の向き。
相場がどっちに向かっていこうとしているのか、希望的観測だけで見ちゃうと見誤ってしまうのでね・・・。
パッと見ただけで大体わかっちゃうようなやり手トレーダーなら必要ないかもしれませんが、ライン引きはFXの基本です。

FXにおけるラインの種類

FXでラインと呼ばれるものは大きく分けると2種類あります。

◎水平線:レジスタンスライン、サポートライン
◎斜め線:トレンドライン、チャネルライン

同じ水平線でも拮抗線と呼ばれるレジスタンスラインと、支持線と呼ばれるサポートラインでは示すものがまったく異なります。
ラインに到達したからどうこうというわけではないことを頭に入れておく必要がありますね。

ラインを引く時は“ヒゲ”も含める

ラインを引く時、注意しなきゃならないのがローソク足の“ヒゲ”です。
ヒゲは高値と安値を教えてくれるありがたいもので、トレーダーたちはヒゲも含めた値段を見ています。
ラインを引く時にヒゲを無視してしまうと、自分だけ見ているものが違ってしまうんですよ。
他のトレーダーには見えているものが自分には見えていないってことは、稼ぐチャンスをみすみす逃してしまうってことにもなっちゃいます。
ラインを引く時はヒゲも含める、これ鉄則です。

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FXのラインはどうやって引いたらいいの?

「よし、じゃあラインを引いてみるか」って気持ちなったところで一つ問題が。
ラインはどうやって引いたらいいのかわかりませんよね。
見たことはあっても、実際に自分がするってなったら勝手がわからないってことはよくあります。
そこで僕なりに、FXのラインについてその意味や引き方を解説しちゃいます!

レジスタンスラインとサポートライン

FXでやっていこうと思っているなら、水平線であるレジスタンスラインとサポートラインは押さえておきたいですね。
略して「レジサポライン」なんて言うトレーダーもいるくらい、身近なラインです。
まずはそれぞれの性質をおさらいしましょう。

◎レジスタンスライン(拮抗線):上に行こうとしていた際に拮抗して下げた価格のライン
◎サポートライン(支持線):下に行こうとしていた際に支えられて上がった価格のライン

自分でラインを引く時は、直近の高値と安値、何度も反発が起きた場所を目安にすると上手くできますよ。

ロールリバーサルライン

レジサポラインが引けるようになったら、次はロールリバーサルラインにも挑戦してみよう!
これは何かというと、「レジ」と「サポ」が入れ替わるラインです。
これまではサポートランだったのに、レジスタンスラインの立場になったら大抵のトレーダーは意識しますよね?
意識したら迷わずラインを引きましょう。
そして一度引いたラインは、残しておくと便利です。
場合によってはブレイクした後、ロールリバーサルラインが現れることもあるんですよ~。
消しちゃうと気付かずにチャンスを逃すかもしれません。

トレンドライン

「FXでラインと言えば、トレンドラインでしょ!」って人も多いと思います。
確かにトレンドラインを見るだけで、トレンドの発生だけでなく開始や終了、強さなんかの状況がわかるので、僕もエントリーの判断に使っています。
じゃあ実際に自分でラインを引くとなったらどうするか、ポイントは2つです。

◎高値が切り下げている場合:高値と高値で引く
◎安値が切り上げている場合:安値と安値で引く

この時、ローソク足のヒゲ同士を結んであげると、多くのトレーダーと同じ景色が見られるので、予測が立ちやすいですよ。
いずれにしてもあくまで目安なので、あまり気負わずにサッと引いてみるのが大事です。

チャネルライン

チャネルラインは、トレンドラインに沿って平行に引いたラインです。
このラインによって、トレンドの高値と安値の幅がわかりますよ。
使い道としては、エントリーや利確のタイミングの判断がしやすくなります。
ラインの引き方は次の通りです。

◎上昇トレンドの場合:ローソク足の高値側に引く
◎下降トレンドの場合:ローソク足の安値側に引く

チャネルラインはトレンドラインと並行した線だと言いましたが、過去の値動きによってはきれいな平行線にはならないこともありますよ。
チャネルラインを引くことでトレンドラインとの間にちょっとした空間ができますよね?
実はここにも名前があって、トレンドチャネルとかチャネルとか呼んだりします。

ラインを上手に引くには?

ラインはあくまでも目安なので、引き方に正解はないです。
同じチャートを見ていても、トレーダーによってラインは少しずつ違います。
正解がないということは、自己流で覚えていくしかないということ・・・。
チャートを見てスッと引けるようになるまで数をこなすしかありません。
ラインが引けるようになれば、チャートの見方も上手になるので勝率アップが期待できますよ!
ラインを上手に引くためのポイントについて、僕なりにいくつか挙げてみました。

トレンドラインはいくつも引いてOK!

トレンドの見極めに活躍するトレンドラインは、数が多い方が稼ぐチャンスを見逃しません。
それにトレンドの勢いや転換など、相場の動きに合わせて引き直さないと正しい状況判断ができない場合があります。
1本引いて満足せずに、どんどん引いていきましょう。

時間足を短くしていく

長い時間足から徐々に短くしていくと、予測の精度がよくなります。
時間足が長くても短くてもラインがブレていなければ、自分の見立ては間違っていないことがわかりますからね!
短くする間隔としては、トレードスタイルに合わせて調整するといいですよ。

◎スイングトレードの場合:日足→8時間→4時間
◎デイトレードの場合:4時間→1時間→30分
◎スキャルピングの場合:30分→15分→5分

僕の場合はチャートが見切れてしまうので、これくらいの間隔で短くしていますが、もっと短くしても問題ないと思います。

複数のラインを使った多角的な分析が勝率を上げる!

FXでラインと名の付くものはいくつかあり、そのどれもがチャート分析において有効です。
どのラインでも言えることですが、単独ではそれほど馬力がないので、複数のラインを組み合わせて多角的に見ることで、精度の高い予測が立てられるようになります。
よく、企業は優秀な人材だけじゃなく、個性が強くて扱いにくいような人材も採用するといいます。
いろいろな考えを持つ人が集まることで化学反応が起きて、これまでにないような画期的な発想が生まれる可能性があるから・・・とかって聞きましたけど、FXでいうなら「人材=ライン」となりますよね?
あれ、ならないかな?
なると信じたいなぁ~(笑)
とにかく、分析をするなら材料は多い方がいいってことかな!

 

ライン引きがスムーズにできるようになるには数をこなすしかないんだけど、僕はコツコツ系が苦手。
もしも同士がいたら一緒にがんばろうよ!