どうも、ラクして稼ぎたいFXトレーダーです!
僕って新しいもの好きでミーハーなので、気になるEAを見つけちゃうと割とすぐにゲットしちゃうんですよ。
でもちゃんと自分でバックテストしてるから、そこは誰かに褒めてもらいたい!
てなわけで今回は、EAのバックテストについて語っちゃうよ!
FX自動売買(EA)のバックテスト、ちゃんとやってる?
サラリーマンや主婦でも副業的にFXができるようになった一端には、FX自動売買(EA)の普及があると思うんですよね。
本人が仕事や家事をしている間でも、勝手にトレードしてくれるEAは本当に心強い存在です。
また、時差の関係で日本の深夜から早朝にかけて市場が活発になるNY市場なんかもチェックしてくれるので、僕みたいにFXトレード一本でやってるプロトレーダーにとってもありがたい存在なんです。
EAは複数使いが一般的
そんなEAですけど、なにも一つに絞らなきゃいけないって決まりはありません。
複数所有して運用するのはリスク分散のためにも必要です。
まぁ、僕みたいに手を広げ過ぎて利益のほとんどが消えてしまうようでは元も子もないんですけど・・・(笑)
慣れないうちは無理に増やす必要はないですが、いずれは、EAを組み合わせたり設定を調整したりして自分だけのポートフォリオを作ることになると思います。
おニューのEAは必ずバックテストしよう
新しくEAを手に入れた時、まずはバックテストで性能を確認します。
バックテストとは、入手したEAを過去の相場で動かしてみて、どのくらい利益を出せるのかを確かめる作業です。
「この時このEAがあったらどれくらい稼げていたかなー」という、タラレバ理論になりますが、EAの実力を知るためにも必要な作業なんですよ。
FX業者の多くはEA販売の際にバックテストの結果を載せていますが、自分でもやってみるのが確実です。
中には結果をごまかしているような悪質な業者もいますからね。
こんなにある!バックテストでわかること
「EAの実力がわかる」なんて言われても、具体的にどんなことがわかるのかサッパリですよね。
ここからはバックテストでわかることをいくつかみていきますよ!
ザックリとした成績がわかる
バックテストを行う一番の目的はこれですね。
このEAを導入したらどれくらいの利益が出せるのか、という目安になりますから。
そのため、バックテストを行う際に使う過去データは10年分ほどが理想といわれています。
そんなにないよって場合は2~3年分でもOKですが、データ量は多ければ多いほどいいです。
「業者による結果の提示だけで十分でしょ」って人もいるかもしれませんが、業者によってデータや設定値が微妙に違う場合があるんです。
だから一度は自分でやってみることをおすすめしますね。
相性のいい設定値を見つけ出せる
EAによっては自分でパラメーターを設定できるタイプがあります。
最初は意気込んであれこれと設定しちゃうものの、途中から何が正解かわからなくなってくることってありませんか?
僕はよくあります(笑)
設定同士がかち合っちゃって無意味なことになっていたり、逆効果になっていたりするのにそのまま実践に投入しちゃったことも何度もあります・・・。
バックテストならそういった設定ミスを事前に気付けるだけでなく、相性のいい設定値も見つけられますよ。
また、全通貨対応タイプのEAなら、相性のいい通貨ペアも探し出せますね。
運用時の安定感が増す
僕は割かし楽観主義者というか、なるようになれってタイプなんですけど、そんな人ばっかりじゃないですよね?
心配性だったり慎重な性格だったりする人はバックテストで安心を得ましょう。
誰だって新しいEAを実践に初めて投入する時は不安があるものです。
そんな時に自分で検証した結果があれば、精神的にかなり安定すると思うんですよね。
「ここでこういう動きするの!?」って動揺するより「そういえばこんな感じだった」の方が、はるかに気がラクでしょ?
メンタル負担を和らげるためにもバックテストは有効ですよ!
バックテストの手順
じゃあ実際にバックテストをやる場合の手順はどんなもんなのか、ザックリと解説しましょう。
準備はいいかな?
手順1:ストラテジーテスター
まずはMT4を立ち上げ、ツールバーから「ストラテジーテスター」を開きます。
虫メガネみたいなアイコンですね。
手順2:各種設定
テストしたいEA、パラメーター、通貨ペア、モデル、日付と時間を使うか、ビジュアルモードにするか、時間足、スプレッドについてそれぞれ設定していきます。
パラメーター、通貨ペア、時間足についてはEAを購入した業者の指示に従った方がいいですね。
ビジュアルモードにチェックすると実際の動作状況が見れますが、負担がかかるのか動作が鈍くなります。
手順3:バックテストスタート
各種設定が済んだらスタートボタンをクリック。
ボタン横のステータスが少しずつ埋まっていき、満タンになったら完了です。
しばらく待ちましょう。
結果の見方も重要!
バックテストはやって終わりじゃありません。
よく子どものころ「家に帰るまでが遠足だ」みたいなこと言われませんでした?
そんな感じです。
結果についてじっくり検証するまでがバックテストです。
まずは画面下にあるメニューバーから「グラフ」を選択し、波を確認しましょう。
理想は、あまり高低差がない状態でありつつ右肩上がりのグラフです。
次に「レポート」を選択。
色々と見るところはあるけど、必ず確認したいのが次の4つ。
プロフィットファクタ(PF)
総利益が総損失の何倍なのかを表す数値で、1以上なら利益が出るよって感じです。
逆に0.8とか0.5とか、1を下回るようなら損失の方が大きいってわけ。
単純に考えれば数値がいい方がいいけど、中にはどれだけ含み損を抱えていても利益になるまで決済しませんってタイプのもあるから、注意が必要。
最大ドローダウン
口座残高の最大下落率を表すのがこれ。
どれだけ勝率がよくても、この値が高いと成績の波が激しくなっちゃう。
導入タイミングによっては、マイナススタートなんてこともあり得るから注意が必要です。
目安としては20%以内に収まっているかどうかですね。
勝率
勝ったトレードの割合です。
これも高ければいいってもんじゃないのがポイント。
PFや最大ドローダウンと一緒に見ていかないと、そのEAの性質はわかりません。
勝率は低めなのにPFは高いとか、普通にあります。
勝率を取るか、利益を取るか、自分の好みに合わせましょう。
平均勝トレード・平均敗トレード
勝ったトレードの平均金額と、負けたトレードの平均金額がわかります。
勝率と同様に、EAの性質判断に役立ちますね。
勝つときは大勝ちするとか、大きな勝ちはないけど大きな負けもないとか、EAの性質が見えてきますよ。
FX自動売買によるバックテストのここがいい!
「レポート」画面で右クリックすると結果の保存もできるので、他の結果と見比べたり、設定値を変えてさらに検証したりできて便利です。
普段は裁量トレードをしている人にもEAによるバックテストはおすすめ。
もちろん手動でも検証は可能です。
でもチャートと照らし合わせて確認しながらチマチマ・・・死ぬほど面倒くさくないですか?
検証はデータ量がものを言います。
僕なんか手動だとせいぜい1~2年分が限度ですけど、EAならデータさえあれば10年分だって数秒でこなしてくれますよ!
新しいEAを手に入れたら、まずやってほしいのがバックテスト。
業者のデータを信じるなとは言わないけど、自分で検証してみた方がいいに決まってるよね?
やり方も簡単だし、一度チャレンジしてみてよ!