どうも、ラクして稼ぎたいFXトレーダーです!
FXを始めるなら知っておいて損はないもの、それが「FX自動売買ツール」です。
どんなものか気になりませんか?
今回はFX歴5年の僕が、FX自動売買ツールのイロハを解説しましょう!
FX自動売買ツールとは?
FXで稼ぐ方法の一つに「自動売買ツールの活用」があります。
自動売買とは、トレーダーが自分の裁量でトレードするのとは違い、あらかじめルールを設定しておいたプログラムに沿って、システムが勝手に取引してくれるものです。
◎FXを始めたばかりでトレードに不慣れ
◎こまめにチャートのチェックができない
◎リスク分散のために裁量トレードと並行利用したい
◎勉強のためにツールのトレード内容を参考にしたい
◎無理せず長くFXを続けていきたい
こんな人たちに向いているツールです。
僕もいくつか使っているので、「ラクして稼ぎたい」人にもピッタリかもしれません(笑)
FX自動売買ツールにはどんな種類がある?
FX自動売買ツールは、いくつかの種類に分けられます。
それぞれ利用者のレベルが違うので、間違えてしまわないように注意が必要です。
リピート型
値幅を設定するだけで、自動トレードを開始してくれるのがリピート型です。
たとえば「1ドルが100円だったら買い、110円になったら決済」と設定するだけでいいので初心者でも使いこなせます。
リピート型の優れている点は、細かい設定をいくつも仕掛けられることです。
「1ドルが101円だったら買い、111円になったら決済」
「1ドルが105円だったら買い、115円になったら決済」
こんな風に、複数の設定を仕掛けることで利益のチャンスを広げられます。
色々と試せるのでいい勉強になりますよ。
選択型
FX業者が用意したプログラムを選んでトレードを行うのが選択型です。
投資家とプログラマーによって綿密に組まれた売買プログラムなので、相場の状況を見ながら24時間体制で自動的にトレードしてくれます。
初心者はもちろん、本業などがあってFXに時間を割けないなんて人にもいいですよ。
設定型
選択型よりも一歩踏み込んだのが設定型です。
売買プログラムをトレーダー自身が設定していくので、オリジナルなカスタマイズができます。
でも、ある程度のトレード経験がないと“オリジナル”の部分が骨抜きになってしまうので、中級者以上じゃないと難しいですね。
メタトレーダー4(MT4)
MT4とは、自動売買だけじゃなく、テクニカル分析もできてしまう高性能なFXプラットフォームのことです。
世界中で利用されているほどのポピュラーなツールではあるものの、設定型と同じようにトレーダー自身がカスタマイズしなければなりません。
設定型との大きな違いは高い分析能力です。
なので、テクニカル分析に重きを置くタイプのトレーダーからは重宝されているようですが、上級者向けであることは否めませんね。
FX自動売買ツールを使うメリットは?
FX自動売買ツールを使うとどんなメリットがあるのか、実際に利用している僕が感じた3つを挙げてみました。
24時間取引可能
株式と違って、FXは24時間取引可能です。
日本が深夜を迎えるころにNY市場は活動を開始し、大きな値動きを見せます。
この波にうまく乗れれば大きな利益を得られるとわかっていても、昼間は日本市場のチェックをしなければならないし、毎日そんなタフなことはできません。
そんな時に威力を発揮するのが、自動売買ツールです。
トレーダーに変わって24時間絶え間なくチャートをチェックしてくれるので、利益獲得のチャンスを逃しません。
専門知識や分析の必要がない
裁量取引をする場合、必ず必要になるのが分析です。
◎ファンダメンタルズ分析・・・各国の経済状況や金利といった経済指標を分析
◎テクニカル分析・・・チャートの価格や値動きのサイクルから分析
これらの分析結果を基に売り買いのタイミングを図るわけですが、非常に面倒なうえに知識や経験がものを言う作業です。
FXで結果を出せないという場合は、このあたりに原因があることも多いですね。
僕も他人事じゃありませんが・・・。
でも、自動売買ツールなら分析も組み込んだうえで戦略を立てているので、トレーダーが頭を悩ます必要がないんです。
感情的な影響がない
僕が思うFXの鉄則は“無感情であれ”です。
人間誰しも感情を持っていて、成功すれば舞い上がるし、失敗しそうなら焦るものです。
しかし、FXにおいて感情は足手まといにしかならないんですよ。
この業界では「損失を取り戻したくて無理なポジションを持ってしまった」「利益を深追いして決済タイミングを逃してしまった」なんて話はゴロゴロしています。
どんなトレーダーでも、感情的になって損失を広げてしまうことはあるわけですね。
こういった失敗を防ぐためにも、自動売買ツールは便利です。
どんな状況でも無感情に機械的な取引をし、引き際もアッサリしています。
FX自動売買ツールを使うデメリットは?
メリットを挙げてみるといいことばかりに思えますが、そこは上手くできているもので、ちゃんとデメリットも存在しているんですよ。
世の中って何事もままならないもんですよね・・・。
ここからは僕が思う、FX自動売買ツールのデメリットを見ていきます。
FXに“絶対”はない
どれだけ高性能なシステムを使っても、敏腕トレーダーの知識と経験をフル稼働させても、FXトレードでずっと勝ち続けることは非常に難しいです。
そもそも、リスクのない投資なんて存在しませんからね。
大きなリターンを求めるならそれなりのリスクを覚悟しなくてはいけません。
それに相手はプログラムなので、エラーや誤作動も考慮すべきでしょう。
人にとってはちょっとしたイレギュラーでも、プログラムにとっては重大なアクシデントである場合があるんです。
対処できずにエラーになってしまったり、誤作動を起こしてしまったりすることもあるので、あらゆる場面を想定しておく必要があるでしょう。
高性能なツールほど設定が難しい
あと忘れてはならないのが、ツールを使いこなし切れずに設定が甘くなるという場合です。
トレーダー自身が設定を行う設定型やMT4なんかはとても賢くて、その賢さゆえに設定も難易度が高めです。
そのため、セットするだけですぐに運用できる自動売買プログラム(EA)が販売されているんですが、組み込むのはあくまでトレーダー自身。
高性能なものを稼働させるには、それなりの作業が必要です。
せっかく買ったのに組み込みが上手くいかず、ムダにしてしまうトレーダーの話はよく聞きますね。
政治的なトピックには対応できない
FX自動売買ツールは、与えられた条件と指示のもと日々淡々とトレードを行ってくれます。
そこに時事情報を加味するといった芸当はできません。
でも、世の中って毎日いろんなことが起きていますよね?
世界のどこかで内紛が起きたり、大規模火災が発生したり、無名な企業が画期的な商品を発売したり、これまでの常識を覆すような研究結果が発表されたり・・・。
たとえ発生した物事自体は小規模でも、回りまわって市場に大きな影響を与える場合も十分考えられます。
トレーダーは集めた情報を読み込んで、チャートの変化を予測しながらトレードをしなくてはなりませんが、ただのプログラムにそんなことはできません。
良くも悪くも“自動”なので、状況を見ながら裁量トレードに切り替えるか、市場が落ち着くまで停止させるかしないと、大きな損失を生むおそれがありますね。
「FXを始めてみたいけど何だか難しそう」なんて、しり込みしちゃってる人って結構いると思うんですけど、確かに一から全部自分でやろうと思うとめちゃくちゃ大変です。
FXが投資ジャンルの一つとして地位を築いている背景には、便利なFX自動売買ツールの存在もあるんじゃないかと推測できますね。
とにかく便利なんで、まずはツールに触れてみることから始めるのもアリなんじゃないかと僕は思います!