どうも、ラクして稼ぎたいFXトレーダーです!
進めていくと役割が変わるものってあるよね。
将棋とかオセロもそう。
ひっくり返すと立場も能力も変わっちゃう。
くっそ~!と思いつつも盛り上がるのは間違いないわけで、大事な要素になってるよね。
実はそんな現象がFXでも起こるんですよ。
今回は、FXのリターンムーブについて語っちゃうよ!

物事は表裏一体だと気付いた時・・・

ジッとしてるのが苦手な僕ですが、映画を観たり小説を読んだりもします。
なかでも好きなのは、ミステリーやサスペンス、SFとかなんで、そんなに理解力なくても楽しめるんですよ(笑)
好きな映画はスターウォーズだしね!
宇宙・アクション・アドベンチャー・出生の秘密って、男心をくすぐる要素てんこ盛りだからね!
ストーリーを盛り上げる要素っていろいろあるけど、僕的に「ふぉ~!」ってなるのは、こんな感じの展開ですかね。

◎彼女が実はハニトラだった
◎親友が実は敵対組織のボスだった
◎上司に騙されて悪行をサポートしてた
◎実は自分は選ばれし勇者だった

ね、わかりやすいでしょ(笑)?
自分で自分を分析するに、おそらく僕は裏の顔がある登場人物が好きなんじゃないかと。
優しくていい人や頼りになる人が裏で悪事を働いていて否応なしに巻き込まれる、みたいな展開にテンション上がっちゃう。
ここで重要なのは「僕って騙されてたんだ、ヒドいよ・・・」って傷ついてからの反撃タイムね。
これも言ってみれば裏の顔、別の顔みたいなもんだし、「物事って単純じゃないんだなぁ。ちゃんと裏も読まないとダメだなぁ」って思うわけよ。
まぁスターウォーズは悪の親玉が実父だったわけで、僕的要素満たしまくりなんですよ・・・!

FX,分析

リターンムーブってなんだ?

裏も読まないとダメなのは、FXも一緒です。
市場の動きを把握して、これから起こりそうなこと、つまり「裏」を読んでいくことで絶妙な一手が打てるわけですよ!
そのためにはとにかく知識が大切。
知識があれば、経験が浅くても現状の理解と把握がしやすいからね~。
ってことでチャートの裏読みに便利な「リターンムーブ」の話をするよ!

別名が多くて紛らわしい

僕はリターンムーブって呼んでるけど、人によって色んな呼び方をします。
「ロールリバーサル(ローリバ)」「レジサポ転換」が多いかな?
なんか全然違うことのように聞こえるけど、3つとも一緒です。

◎リターンムーブ:ブレイク後に戻ってくる動き
◎ロールリバーサル:ロール(役割)がリバーサル(転換)する状況
◎レジサポ転換:レジ(レジスタンスライン)とサポ(サポートライン)が役割転換する状況

どこを始点に状況を見てるのかによって、名前が変わるってことなんだろうね~。
ストーリー展開って大体は巻き込まれた主人公目線で進むけど、犯人目線だとまた違った話になるわけで、でもどっちも事実として間違ってないでしょ?
そういうことです(笑)

リターンムーブの基本

呼び方が3種類あるわけだけど、僕はリターンムーブが好きなんで、ここではリターンムーブでいくよ!
じゃあリターンムーブとはどんな現象なのか、基本をおさらいしようか。

◎これまでレジスタンスラインだったのが、ブレイクした途端にサポートラインに転換する
◎これまでサポートラインだったのが、ブレイクした途端にレジスタンスラインに転換する

この2つの状況をまとめてリターンムーブと言います。
どっちもFX市場ではよく起こることだから、気付かないだけで見たことあるかもしれないね~。

リターンムーブはなぜ起こる?

市場ではよくあることですなんて言ったけど・・・そもそもなぜリターンムーブが起こるのか、それを理解していないと活用できないわけ。
まずは、リターンムーブが起きる理由をみていこうか。

理由その1:押し目買い狙いの新規注文が入るから

たとえば下降トレンドから安値を切り上げてレジスタンスラインを抜ける。
そうすると上昇トレンドに転換するよね?
そしたらトレーダーたちの心理は、一気に「買い」ムードですよ。
少しずつ下げ止まりが始まって、もう下にはいかないかなって判断した人から押し目買いがスタート。
大量の新規注文が入って無事、サポートラインへ転換完了!

理由その2:逆張りの決済注文が入るから

レジスタンスラインからブレイク後、一度下げることがあるんだけど、これって上昇トレンドだって理解しつつゲットしにきた逆張りトレーダーたちが一定数いるからなんだよね。
そういう人たちってチャチャッと稼ぎたいだけだからアッサリしたもんなの。
さらに、安値だった時に買っていたトレーダーが利確のために売り注文を出す。
これらが重なって一度下げるんだよね。
でも「売り」と同時に買い注文もしてるわけよ。
そうすると下げ止まりが起こって、様子見だったトレーダーたちも決済注文スタート!
サポートラインへの転換完了となります。

理由その3:含み損を抱えてる人の逃げ注文が入るから

僕はベテラントレーダーとは「損切りラインがバッチリ引ける」だけでなく「損切りラインをブレイクした段階でサッと逃げられる」人のことだと思ってます。
感情に左右されず、サクッといけるかどうかが、FXで成功できるかにかかってると言っても過言ではない・・・!
でもね、実際問題難しいのよ。
特に含み損を抱えてると、なかなか決心がつかない。
迷ってモタモタしてるうちにレジスタンスラインがブレイク、価格が上昇しちゃって「うぎゃー!どうしよう!」ってな感じよ。
その結果、少しでも含み損を減らしたいと逃げの注文を入れる。
そんな買い注文によって下げ止まりが起こり、無事にサポートラインへ転換完了ってわけ。

リターンムーブをどう活用する?

リターンムーブが起こる理由がわかったところで、いよいよ活用法ですよ。
さっきも言ったけど、リターンムーブって結構よくあるから活用しない手はないわけ。
しかも、スキャルピング・デイトレード・スイングトレードと、どんなスタイルのトレーダーにも有効だから覚えておいて損はしないと思う。
肝心の活用方法も至って簡単!

◎レジスタンスラインを上に抜けて上昇トレンドを確認したら「買い」注文
◎サポートラインを下に抜けて下降トレンドを確認したら「売り」注文

これだけです。
見つけるのに慣れてきたらブレイクアウトの段階で小ロットで注文しておいて、リターンムーブを確信したら本腰を入れて・・・みたいにするのもアリ。

リターンムーブ活用の注意点とは

じゃあ最後に注意点を少し。
どんなに有効な手法でも必ず注意点ってあるものです。
リターンムーブは何に気をつけらいいんだろう?

ファンダメンタル分析も忘れずに

リターンムーブって、基本的にはトレーダーたちの心理状況を反映してるものだから、普段は頼りになるんだけど、たまにその時の経済状況が相場を動かしちゃう時もあるんだよね。
経済指標だけじゃなく著名人のツイートとか。
そんな時はちょっと手を止めて、ファンダメンタル分析をしてみよう。
そのうえで「今回はナシだな」と思ったら潔く手を引く。
たまにはそんな日があってもいいんだよ~。

リターンムーブはゾーンでとらえる

市場とは生き物です。
転換ラインを引いて待っていても手前で上昇しちゃったり、突き破って下降しちゃったりすることも大いにあり得るわけ。
ラインにタッチしてドンピシャで転換!なんてことはまずないって思っておいた方がいいかも。
だからラインとは言いつつもゾーンで見た方がいい。
少し幅のあるゾーンでとらえておけば、損切りした後に下げ止まるなんてこともなくなるよ~。

 

リターンムーブは見つけやすさの割に使えるから覚えておいて損はないと思うんだ。
大事なのは世のトレーダーたちの心理状況を正しく読み取ること。
これを間違えちゃうとせっかくのチャンスもフイにしちゃうから気を付けて!