どうも、ラクして稼ぎたいFXトレーダーです!
よくFXの世界では「相場の流れに乗る」「相場の流れをつかむ」ことが勝率アップのカギだといわれています。
たしかにその通りなんですけど、なかには乗っちゃいけない流れもあるんですよ。
そんなのどうやって見極めればいいのよって思うでしょ?
そこで今回は、乗っかっていい流れの見極めに役立つ、相場の高値圏と安値圏について語っちゃうよ!

FXでよく聞く相場の「高値圏」「安値圏」ってなんだっけ?

常に動いている相場で高値だの安値だの言うのはナンセンスって考えのトレーダーも少なくないですが、実際僕もそう思っていた時期がありました。
だってチャートの右から先って誰にもわからないしね。
でも注意深く見ていると、相場の高値圏・安値圏ってなんとなくわかるものです。
「相場の流れに乗る」とか「相場の流れをつかむ」とかって、FXをやるうえで欠かせないものなんだけど、高値圏と安値圏を意識しながら挑むともっといいんじゃないかな?
でもそもそも高値圏・安値圏とはなんなのか、おさらいしておこう!

FXでの高値圏とは

相場の高値圏といったら「最高値に近い価格の一帯」を指します。
一般的に、上昇トレンドが終わるかなって辺りが高値圏とされる場合が多いですね。
相場としては買われすぎの状態です。

FXでの安値圏とは

一方で相場の安値圏はというと、高値圏とは逆に「最安値に近い価格の一帯」を指しています。
一般的に下降トレンドが終わりそうって辺りですね。
相場としては売られすぎの状態で、そのあとには必ず買いが入ります。

FX,投資,十字線,チャート

FXでの高値圏・安値圏とはあくまでも個人の主観

高値圏と安値圏について本当にザックリと説明しました。
ここまでで気付いた人も多いと思いますが、相場の高値圏や安値圏はチャート上に見えている範囲内でしか判断できません。
1分足では高値圏だけど15分足ではそうでない、なんてことはよくあります。
そもそも、高値圏安値圏に明確な基準などはなく、あくまでも個人の主観でしかないんですよ。
相場はトレンドが終われば反転してレンジという動きが多いけど、それだって絶対じゃない。
「今って高値圏な気がする・・・。よしじゃあ反転を狙って売りを入れちゃおう!」なんて感じでトレードしていてはいつまで経っても初心者マークは外せませんね~。
まぁ、僕も偉そうなことは言えないんですけど(笑)
だってもしそんな感じならやっちゃうよね。
でもFX中級者を名乗るのであれば「トレンドからのレンジ」のさらにその後を考えられるようにならないといけません。
いや~、FXって奥が深いなぁ!

相場の高値圏と安値圏は意識した方がいい?

僕の知る限りでは、勝率がよかったり、危なげなく稼いでいたりするトレーダーたちの多くが相場の高値圏と安値圏を意識しているようです。
僕はよくFX仲間と情報交換をするんですけど、そうすると言葉の端々にそんな雰囲気を感じますね。
まぁ大抵は酒が入ってるので「そんな気がする」って程度しか感じ取れないんですけど(笑)
で、流行りものには敏感な僕も早速意識してみようと思ったわけですよ。
そんな僕が実感した、高値圏と安値圏を意識した方がいい理由を挙げてみました!

調整が入りやすい

相場っていつか必ず反発しますよね。
上昇するっていったって、順調にグングン上がるだけじゃなく、ちょっと下げて、上げて、そうかと思ったらまた下げて・・・の繰り返しって時もある。
一旦休憩を取りながら上昇するとか多いけど、高値圏と安値圏の時ってそういった調整が入りやすいんです。
「なんだか一方的だなぁ」と思った時は調整が入るかもってことを頭に入れておくといいですよ。

高値づかみや安値づかみを防げる

どれだけ流れに乗れるかがFXのポイント、みたいに言ってきましたけど「流れに乗って売りを入れたのに、一気に反発しちゃって損切りタイミングを逃した」みたいな経験ある人も多いと思うんです。
これ逆なパターンもある。
もう本当、FXあるあるだよね。
流れに乗るのは大事だけど、何でもかんでも乗っかればいいってもんじゃないわけで、見極めが必要。
レンジの上限だって、見方を変えれば高値圏ですよね?
レンジの上限付近なのに買いがあんまり入らなかった場合、「どこかのタイミングで買いが強くなるかも」って思っておけば、高値づかみをしなくて済むってわけですよ。
こういった考え方ができるようになるとFX中級者を名乗れそうじゃないですか(笑)?

利確ポイントを予測できる

お決まりのパターンとして多いのが、

◎トレンドの最中に利確が多く入る
◎トレンドの勢いが収まっちゃって調整が入る

っていうやつ。
だからトレンドが発生したら、どこで利確が入りやすいのか予測する習慣をつけるといいですよ。
高値圏や安値圏は利確ポイントになることが多いから、自分がポジションを持っていない時でもやった方がいい。
むしろ持っていない時の方が、冷静になれるから予測しやすいかも。
「常に先を予測している」なんて、ベテラントレーダーっぽくない(笑)?

相場の高値圏と安値圏を見極める方法ってあるの?

高値圏と安値圏を意識するといいことあるよって話だけど、「意識したくても見極めが難しい!」って意見もあると思います。
そこでここからは、僕なりに高値圏と安値圏の見極め方法を解説します。

RSIを活用する

買われすぎや売られすぎをチェックできるインジケーター「RSI」を使うと、高値圏と安値圏の判断がつけられます。
判断の目安は次の通りです。

◎高値圏:70以上、買われすぎ
◎安値圏:30以下、売られすぎ

非常にわかりやすくていいですよね。
もしあんまり使ってないって人がいたらこれを機会にぜひ!

移動平均線を活用する

移動平均線と価格との位置関係で判断する方法です。
精度を上げるため、移動平均線は最低でも3~4本は入れておきましょう。
見方は次の通り。

◎高値圏:上に大きく剥離
◎安値圏:下に大きく剥離

こちらもわかりやすくていいですね。

エリオット波動を活用する

「トレンドは上昇5波、下降3波で構成される」との分析をするエリオット波動も高値圏と安値圏の判断に使えます。
これって言い換えれば、5波目が高値圏と安値圏として見ていいってことになりますよね?
これを活用すれば大体どの位置で反発するかなって予測もできちゃいます。
「見極めが難しいからムリ~」なんて、僕のようなズボラさんでもこれなら容易に判断できるんじゃないでしょうか?

相場の高値圏と安値圏を活用したFX手法とは?

高値圏と安値圏を活用してトレードしようとするなら、逆張りがメインになるんじゃないかなと僕は思います。
利確ポイントのようなトレーダーたちの心理状況や、調整タイミングのような相場の勢いなんかを予測することが大切ですね。
見極め方法としてインジケーターも取り上げましたけど、僕の感覚としてはインジケーター頼みのトレードをしている人はあんまり勝率よくない気がする(笑)
たまに見かけませんか?
チャート画面がインジケーターでほぼ埋まっちゃってるような人。
形から入っちゃうタイプなんでしょうね。
僕も割とそっちタイプだから気持ちはよくわかります!
でもね、初心者のうちはそれでもいいかもしれないけど、ステップアップしたいならスタイル変えていかないと。
本当に注目すべきは、ローソク足のちょっとした動きなわけ。
しっかり見ていれば自然と勢いの分析ができるようになってくるはず。
まぁ、これは僕も絶賛勉強中なんだけどね(笑)

 

「なんか勝率よくないけど原因がわからん」「流れに乗ったのに損失出た」なんて時は相場の高値圏と安値圏を意識してみると解決できるかも。
結果論でしょって思うかもしれないけど、見極め方法も結構簡単だし、一度僕にだまされてみてよ!