どうも、ラクして稼ぎたいFXトレーダーです!
本気でFXやるなら参加する市場は多い方がいいですよね。
そこで主要となる2つの市場について、僕なりに語っちゃおうかと思います。
東京市場とはどんな違いがあるのか、要チェックですよ!

ニューヨーク市場ってどんな特徴がある?

アメリカやカナダのトレーダーたちが活動しているのが、ニューヨーク市場です。
FXをするなら東京市場だけでなく、ニューヨーク、ロンドンを含めた3つの市場については常に動向をチェックできるようにならないとですね。
ではまず、ニューヨーク市場について僕なりに解説しましょう。

ニューヨーク時間がある

ニューヨーク時間っていうのは言葉通り、「ニューヨーク市場が開いている時間」のこと。
向こうはサマータイムがあるから、季節によって時間が変わっちゃうんですよね。
日本時間に直すと次の通りです。

◎夏:22時30分から翌5時まで
◎冬:23時30分から翌6時まで

会社勤めのサラリーマンなら完全に寝てる時間帯ですね。
ロンドン市場の時間帯と重なる22時から24時の間は取引量が最も多く、値動きも活発です。
東京市場に比べて参加する投資家が多いニューヨーク市場は、トレンドが発生しやすいだけじゃなく、加速度も段違いなので雰囲気に飲まれちゃうトレーダーも多いですね。
意気揚々と乗り込んでいったのに特に何の成果も挙げられなかった、僕のほろ苦い初戦を思い出します・・・。

為替相場に影響を与える経済指標発表が多い

ニューヨーク市場が動く時間帯は、為替市場に大きな影響を与えるような経済指標の発表が多いというのも特徴です。
FXトレーダーなら覚えておきたいのが、アメリカの「雇用統計」とFOMC(連邦公開市場委員会)による「政策金利」でしょう。
特に雇用統計の発表は、毎月第一金曜日と決まっているので、ニューヨーク市場はトレーダーだけでなくファンドや国レベルで注目が集まります。
僕って仲間で集まってワイワイするのが好きなんで、雇用統計発表もちょっとワクワクしちゃうんですよね(笑)
だってこの瞬間、世界中のみんながモニターの前で待機してるんですよ?
離れていても心は一つ、みたいな一体感が何とも言えず興奮します(笑)

ドルに絡んだ通貨ペアの動きが活発

当然ですが、ニューヨーク市場のメイン取引はアメリカの金融機関です。
扱われる通貨もドルが中心になるので、ドル円、ユーロドル、ポンドドルなどのドルに絡んだ通貨ペアの動きが活発に。
ロンドン市場では、動きの鈍かった通貨ペアでも思った以上に値動きが激しくなるって時もあるので気が抜けませんよ。

ニューヨーク市場でトレードする際の注意点

ニューヨーク市場でFXトレードをするなら、オプションカットは意識しておきたいですね。
オプションカットとは、通貨オプションの権利行使の締め切り時間のこと。
日本時間の23時(冬時間だと24時)に実行されます。
なにが問題かというと、チャートの動きです。
時間が近づくにつれてオプションが多く入っている価格帯に寄って行っちゃうんですよ。
たとえばドル円が101円だとします。

◎チャートの流れは100円の方向に行きそう
◎でも102円に多くのオプションが入っている

こうなるとオプションカットの時間に向けて102円の方向に進み始めちゃうんですよ。
もちろんFXに絶対はないので、毎回必ずこうなるとは限りませんが。
でもオプションの量を把握しているかどうかで次の手が変わってくるので、ニューヨーク市場でトレードする時は意識したいですね。

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ロンドン市場ってどんな特徴がある?

恥ずかしながら僕、FXを始めるまでロンドン市場とか完全スルーした人生を送ってたんですよ。
だって、世界経済の中心ってアメリカだと思うじゃないですか?
じゃあ必然的にニューヨーク市場さえ押さえておけばOKかなって思うじゃないですか?
浅はかでしたよね~(笑)
実は一日あたりの外国為替取引額No.1はロンドン市場なんですよ!
しかもシェア率約40%という存在感。
第2位のニューヨーク市場が約15%しかないことから見ても、圧倒的な市場規模であることがわかりますよね。
東京市場は約4%、順位だと5番手くらいですかね。
こうやって比べるとロンドン市場の大きさがわかるってもんです。
そんなロンドン市場の特徴、みていきましょう!

ロンドン市場が活発になる時間帯は?

日本から遠く離れたロンドン、もちろん時差があるので取引時間には注意が必要です。
日本時間にすると市場が開いているのは次の時間帯。

◎夏:16時から24時まで
◎冬:17時から翌1時まで

そう、ロンドンにもサマータイムがあるんですよ。
ロンドン市場はニューヨークや日本をはじめとしたアジア、オセアニア地域の市場とも少しずつ時間が被る好立地なんです。
それもあって取引量が多く、値動きも激しいです。
他の市場に比べてトレンドが発生しやすいこともあって、短期間で何度もトレンド転換するなんてことも珍しくないですね。
特にニューヨーク市場と被る22時から24時までの間は瞬き厳禁!くらいの勢いですよ。

どんな通貨が取引されている?

イギリスだからポンドかな、なんて思ってた時代が僕にもありました(笑)
ロンドン市場の主要通貨は、実はユーロなんです。
いくらヨーロッパ圏の経済産業をけん引してきたイギリスと言えど、ポンドの流通は限られていますからね。
通貨の取引量だけで見たら、ポンドはドル、ユーロ、円よりも少ないんです。
それでも、ロンドン市場ではユーロドルが活発に取引されています。
でも、先に紹介した通り、ロンドン市場は値動きがとっても激しい。
シャイで控えめな日本人トレーダーなんて瞬時に飲み込まれちゃいます(笑)
ロンドン市場でトレードを始めようと思ったら、比較的値動きの穏やかなユーロポンドを試してみてもいいかもしてないですね。

ロンドン市場でトレードする際の注意点

ロンドン市場ではどんなことに注意したらいいのか、僕なりにまとめてみました。

やっぱり経済指標は重要!

主要取引通貨がユーロであるロンドン市場は、当然ながらユーロ圏の経済指標に大きく影響を受けます。
それに加えてイギリスが発表する失業率やGDPなども影響を与えるため、経済指標のチェックは欠かせないでしょう。

BOEやECBの金融政策

ロンドン市場でFXトレードをやっていこうと考えるなら、英国中央銀行(BOE)や欧州中央銀行(ECB)による金融政策は逐一目を通しておく必要があります。
ポンドやユーロが絡む通貨ペアの為替相場に関する政策も多く、場合によっては長期化することもあります。

ロンドンフィキシング

ロンドンフィキシングとは、その日の「金」の価格を決めるというもの。
実はここで決められた価格は全世界の指標となります。
金の価格がどう転ぶかで為替レートも変動しちゃいます。
特に、円が絡む相場では逆の値動きをしやすいといわれているのでチェックしておいて損はないでしょう。

迷ったら待機もアリ!

これは僕の経験談ですけど、値動きの激しいロンドン市場の流れについていけず、ムダなポジション取りをしたり、利確が早すぎたりしていました。
今はさすがに落ち着いてトレードできるようになりましたけど(笑)
FXって買うか売るかしかないって思いがちですけど、「待機」もアリなんですよ。
どうやっても勝ちを想像できない時は待機の選択も必要だと僕は思いますね。

 

中級者トレーダーにもなると世界の市場で勝負してみたい欲求が出てくるものですが、まずは敵を知ることから始めるのが勝負の鉄則ですよ。
まぁ、僕はよく調べもせずに突撃して玉砕した最低のパターンでしたけどね!