どうも、ラクして稼ぎたいFXトレーダーです!
勝てるFXトレーダーになるには何が必要だろうか・・・そんなことを考えて一日が終わる生活を送っています。
いやいや、冗談抜きで!
どうしたらいいんだろうって考えて行きついた答えが「過去検証と分析」なんですよね。
実はこれ、過去に放置した覚えがある。
面倒くさいなぁ~と思っちゃって・・・。
でも今回はちょっと本気出して語っちゃいますよ!

FXで過去検証や分析って必要なの?

過去検証とは文字通り、過去の相場を見て検証や分析をすることです。
いわゆる「振り返り」ってやつですね。
仕事でも、企画やイベントが終わったあとに関係者全員が集まる場を作って反省会みたいなことしますよね?
「ここがスムーズにいかなくてよくなかった」とか「想定よりもお客様が偏った」とかの反省点もあれば、「事前準備していたから臨機応変に対応できた」とか「これはお客様に感謝された」みたいな次回に活かせる意見も出てくるからとっても大事。
みんな持ち場が違うから、この時に初めて知ることも普通に出てくるんですよ。
そんな大事なことその時に言えよって思うこともあったけど(笑)、現場が優先だからそんな暇ないですしね~。
大変だったけど、達成感もあったな~・・・。
今となっては懐かしい思い出です!
僕のサラリーマン時代の記憶で過去検証の必要性がわかってもらえたかどうかちょっと不安は残りますが(笑)、前に進むには一度過去を振り返ってみることが大切って話ですな。

過去検証と分析が重要と思わせるこれだけの理由

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僕の過去エピだけではいくら何でも弱いと思うので(笑)、FXに絡めた「過去検証と分析が重要と思わせるこれだけの理由」について僕なりに挙げてみました!

結果がわかっている状態での検証ができる

過去検証というだけあって、今は相場の結果がわかっています。
だからとても冷静な状態でチャートを見れちゃうんですよ。
リアルタイム時には気付かなかったちょっとした変化や、見誤ってしまった動きなんかをつぶさに見ていくことが重要です。
その時は「きっとここからブレイクするぞ」と思って仕掛けた僕を、今の冷静な僕が観察するってなかなかシュールな図ですけど(笑)、結果がわかっているからこそ原因も見えてくるってもんです。

◎なぜ利益が出なかったのか?
◎なぜ利益が出たのか?

過去検証と聞くと反省点を探す行為だと思いがちですけど、成功体験の検証もします。
気付かないうちに勝利の方程式が出来上がっているかもしれないですしね!
たまたま意図せずできたことが、意識して繰り出せるようになったらすごいと思いません?
「僕ってやっぱり天才だな~」なんて高揚感に浸る時間も必要なんですよ。

自分の行動を客観視できる

エントリーしてる時の僕は100%主観で相場を見ています。
「そろそろ反発するかな」「結構戻ってきてるんじゃない?」「ここイケそうだな」これらの心の声は全部僕の主観によるもので、結果がわかっている今となっては見当違いも甚だしい・・・みたいな時もあります。
だって仕方ないですよね?
その時はそうなってほしいと思っていたんですから。
でも、こうやって過去検証をすることで見当違いに気付けるわけです。
世の中思い通りになんて行かないんだぜって己を戒めるためにも、自分の行動を客観視できる過去検証は必要なんですよ。
FX中級者ともなると希望的観測によるトレードは卒業しなければなりません。
あとで恥ずかしい思いをしたくなかったら理論立てで動くことが肝心ですよ・・・!

反省点を“これから”のトレードに活かせる

恥ずかしい思いをしてまでなぜ過去検証をするのか、それは今後のトレードに役立てられるからです。
振り返ってみて「なんでこのタイミングでエントリーしたんだ、過去の自分・・・!」なんて経験ないですか?
僕はよくあります(笑)。
あとは「損切りが遅すぎるぞ、過去の自分・・・!」とか、「このエントリーは必要なかっただろ、過去の自分・・・!」とかですかね。
振り返ることでいかに自分が無駄な行動をしているかがわかるとともに、負けるパターンが見えてくるんですよ。
僕の経験上、無駄な動きが多い時は大抵負けてますね。
余計なことはせず、ピンポイントで勝利をつかむ、これがFXトレードの大原則です。

でも過去検証と分析ってどうやったらいいの?

じゃあいよいよ、効果的な過去検証と分析の方法をみていきましょうか。
ポイントになるのは次の4つです。

◎押し安値と戻り高値
◎フィボナッチリトレースメント
◎エリオット波動
◎エントリーポイント

過去チャートを基にこれらを見ていくんですが、今なら落ち着いて一連の動作ができても、リアルタイムでどこまでできるのか、それは慣れだと思います。
車を運転中に急に人が飛び出してきた、蛇口をひねったら水が噴き出してきた、目の前で起こったことに理解が追い付かなくて、咄嗟の判断ができない時ってありますよね?
それって理解が足りていないか、慣れが足りないかのどっちかじゃないかと僕は考えています。
思いがけない展開になった時に最適な一手を打てるかどうかって、慣れの問題なんじゃないかなぁ?
まぁ、これらの状況に慣れたいとは思わないですけど・・・。
FXでならチャートを深く理解するのは難しそうだけど、慣れるのは僕でもできそう。
だって過去検証の数をこなせばいいんだもの!
FXトレードをしたら検証をする、までをワンセットにすれば確実に数はこなせるし、おのずと理解も深まりそうですよね。

過去検証と分析に取り組む際の注意点!

最後に、僕が思う過去検証と分析時の注意点をみていきます。

最初にテーマを決めておく

過去検証と分析の際に重要なのが「検証のテーマを決めてから始める」ということ。
テーマを決めずに検証を始めても、ただ単に過去のチャートをチェックしただけで終わってしまうのでね。
テーマの決め方がそもそもよくわからん、という人向けに僕が使ったことのあるテーマをいくつかピックアップしてみました。

◎温めている手法が実践投入できるか試したい
◎さらに追加したら勝率上がったかも?
◎時間足の組み合わせを変えるとどうなる?
◎必勝サイトに載っている手法は使えるのか?

テーマはこんな感じのもので十分です。
僕が思う過去検証とは、新たな発見をするための場です。
自分のクセや弱点って、うっすらわかっていても目をそらしがちですよね。
それを過去検証によって視覚化してしまうんです。
地味にえぐられる行為ではありますが(笑)、効果は絶大ですよ。
大体、FXにおける勝ちってある程度パターンが決まっています。
そのパターンに自分から当てはまっていくか、少しずつ寄せていくかくらいの違いしかないと思うんですよね。

FXに“絶対”はない!

過去検証していると「これってどっちだ?」「判断難しいな・・・」なんて場面はよくあります。
だって市場は生き物だもの。
何度も言いますがFXに“絶対”なんてないんですよね。
今、冷静な状態で考えてみても判断に迷うような微妙なチャートはいくらでもあります。
そんな時は最適な一手とか考えずに、両方を想定してみるといいかもしれません。
生き物相手なんだから、柔軟な対応ができるようにならないと!

 

FXトレーダーとして中級者を名乗るなら、過去検証や分析は欠かせません。
中には過去検証なんて無駄、意味がないなんて持論を持つ人もいますが、その人なりに過去検証した結果なんだと思うので、それはそれでアリだと思います。
ただ僕は、その時の気分とか雰囲気に流されやすい質なんで、過去検証と分析は必須って感じですけど・・・。
僕みたいな性格だって自覚がある君、一緒に過去検証しようぜ!