どうも、ラクして稼ぎたいFXトレーダーです!
FX初心者の強い味方と言えば「デモトレード」だと思うんですけど、これ実は中級者でもすごく使えるんですよ。
どれだけ使えるのか、FX歴5年の中級者である僕が語っちゃいます!

デモトレードってなんだ?

デモトレードとは、ざっくり言うと「FXトレードを体験できる」仮想取引です。
どんなに前準備をしていても、場の雰囲気と緊張感に飲まれてしまって気が付いたら大損失・・・なんてことも実際に起っちゃうのがFXです。
そこで、「本番前にちょっと練習してみたい」「どんな感じなのか雰囲気だけでも知りたい」といった人のためにFX業者が用意しているのがデモトレードなんです。
デモトレードでは仮想資金を使うので、万が一大損失を被っても懐は痛まないし、現場の雰囲気を肌で感じられるのでいい練習になりますよ。

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デモトレードは試しておいた方がいい?

FXトレードの仮想体験ができるなんて聞くと、「初心者向けじゃん」「自分には関係ないな」なんて思っちゃいますよね?
実際にデモトレードの大きな目的は、FXトレードの体験で間違いないです。
でも実は、中級者でも十分に役立てられるんですよ。
ここからはデモトレードを試してみるべきポイントについて、僕なりに語っていきますよ!

FX業者の特徴を把握できる

FX市場のすそ野を広げることにもなるからか、FX業者はどこもデモトレード設置に意欲的です。
デモトレード対応していない業者の方が少ないといっても過言ではないくらい。
しかも、自社のプラットフォームをそのまま転用していることが多いんですよね。
使用可能なツールに制限をかけていないところもあるくらいで、本当にリアルなトレード体験ができちゃう。
これってFXトレーダーには大きなポイントです。
他の業者に移ろうかなと思ったら気軽に試せちゃうってことですから!
今使っている業者と並行利用するにしても、勝手が違い過ぎればロスになりかねません。
あとは得られる情報量とかも確認しておきたいところです。
せっかく業者を乗り換えても、操作性や使い勝手が合わないとそれだけでストレスになります。
FXトレードに感情の揺れは厳禁ですから、取り除ける障害はガンガン蹴散らしていきましょう。
デモトレードの多くは3ヶ月くらい試せるので、取引画面や操作性に慣れるには十分な時間があります。

トレード手法をいろいろ試せる

“デモ”とは言え、デモトレードに使われるのは実際のリアルタイムレートです。
そのため、初心者でも本番の臨場感や感覚を味わえるのが魅力ですが、中級者にも旨味があります。
それがいわゆる、サンプル採取。
FXトレーダーなら誰しも試したい手法の一つや二つ持っているものです。
でも「このタイミングで使って本当に大丈夫か?」「いくらなんでも無謀じゃないか?」なんて気持ちからなかなか試せない、なんてこともあるでしょう。
それはそうです。
攻めすぎて大損失したなんて笑えませんから。
いや、僕はよくやっちゃうんですけど・・・。
ついつい冒険心がうずいちゃって(笑)
そんな僕のような中級者におすすめなのが、デモトレードでの試し打ちってわけです。
デモトレードならどんな結果になってもダメージがないばかりか、サンプルも取れるのでお得です。
いろいろと試してトレード手法として確立できたら、実践に投入です!

デモトレードの注意点

FX初心者でも中級者でもぜひ活用してほしいデモトレードですが、そこにはやっぱり注意点があります。
僕が過去に、デモトレードでうっかりしてしまった点についてご紹介しましょう。

練習してできなかったことは本番でもできない

デモトレードで使うのは仮想資金です。
どれだけ損失を出しても自分の懐はまったく痛まないため、いろいろと試してみるのにはピッタリですが、トレードに真剣みが出ないという側面もあります。
まぁ、言ってみれば“ごっこ遊び”のようなもんなので仕方ないとは思いますが、その感覚のまま本番に行くとひどい目に遭います(笑)
だって、練習でできなかったことがいきなり本番でできるようになるわけないですもん・・・!
分析や損切りに関してはデモトレードとタカをくくらず、本番さながらの真剣さで取り組む必要がありますね。

利用可能期間はFX業者によって違う

デモトレードを設けているFX業者は多いですが、利用可能なツールが限られていたり、期間に制限があったりするので注意が必要です。
市場の動きに合わせた使い勝手をみるには最低でも1ヵ月程度は試してみたいものですが、業者によっては有効期限を30日とするところもあるので計画性が求められます。
一度にあれもこれもと手を付けると十分なサンプル採取ができないまま終わってしまった、なんてことにもなりかねないので注意しましょう。

デモトレードではメンタル鍛錬はできない

僕の座右の銘は“FXは無感情であれ”です。
利益が出ようが、損失が出ようが無感情でいなきゃいけないんですけど、人間とは正直な生き物で、表面上は取り繕えても心の中の感情が動作に出ちゃうもんなんです。

「利益が出てつい気持ちが大きくなってしまい、考えなしのエントリーをした」
「損失が出てネガティブな感情を引きずってしまい、タイミングを読み間違えた」

こういった一つひとつは小さなものでも、積み重なると結構な損失につながります。
だからFXトレーダーには無感情でいられるようなメンタル鍛錬が必要なんですけど、身銭を切らないデモトレードではそれは無理です。

コンテストも開催されている!

デモトレードを設けているFX業者の一つ「外為どっとコム」では、「バーチャルFXコンテスト」というデモトレードを舞台とした大会を開催しています。
約3ヶ月の期間を設けてデモトレードの成績を争うという、シンプルでわかりやすいコンテストです。
優勝者だけでなく、多くの参加者に賞金やAmazonのギフトカードなどの豪華賞品が贈呈されるとあって、毎回参加者が殺到している人気企画です。
参加条件は「日本国内に在住しており、メールアドレスを取得している」というものだけ。
未成年でも初心者でも、サラリーマンでも参加できちゃいます。
ただし、ズルは厳禁です。
「メールアドレスだけでいいなら別の端末からエントリーできるんじゃ?」と思いついた人は多いでしょう。
正直に言うと僕も少し考えました(笑)
でもそれは大会主催者だって当然想定していて、複数のメールアドレスを使ってエントリーすることは禁止行為だと明記されています。
上位入賞を目指すなら、真面目にコツコツとトレードして利益を重ねていく方がはるかに健全です。
そうなれば必然的に「負けられない状況」が生まれるわけで、メンタル鍛錬のいい機会になるかもしれませんよ!

デモトレード、一度は試してみる価値アリ!

ここまで僕なりにデモトレードについて解説してきて思うことは「FX中級者だからこその使い方がある」ってことです。
FX初心者はいわば、まっさらな無垢の状態なので、どんな業者のプラットフォームでも慣れればそれなりに使えるようになります。
でも、ある程度自分のスタイルが確立している中級者はそうはいきません。
お気に入りのインジケータがあるとか、操作性の違いとか、自分でも気づかないこだわりがある場合が多いです。
乗り換えるにしても、並行利用するにしても、事前にそういった違いを把握できるかどうかは大きなポイントと言えるでしょう。
今後のためにも、一度はデモトレードを試してみるといいんじゃないでしょうか?